もうひとつ[偽装請負]問題


アマゾン下請業者の配達員が労組結成、「偽装請負」指摘し労働環境の改善求める

これはIT業界の仲介業者にも通じる内容が多いので確認してみてください。

IT業界の場合は私が離れていた数年間に
SES契約なる勝手な契約方法が蔓延していて
プログラマーがだいぶ安価で
膨大な仕事量を違反契約(社会保障のない状態)の下で
労働していたようですが…。

その影響かどうかは定かではないですが、
優秀な人材はほとんど海外に流れていて
プログラマーは年々減っているようです。

そしてだいぶ遅れをとっている現状ですよね?

例えばApple社が力を入れているSwiftUI。
iPhoneやiPad、macOS、WatchOSに加えスマートTVも
視野に入れているであろう言語だと感じますが、
日本の募集案件を見ていると
まだアップデートされている企業も少ないようです。
私もわからない時は海外のYoutubeプログラマーの
動画を見て理解促進とレベルアップをしてきました。

Objective-Cの頃から開発している私にとっては
記述するソースが限りなく減らせ、
端末上で軽い動きをする言語だなぁと感じます。
もさい動きがないと言いますか。
その動きを見ているとおそらくAppleはSwiftUIでないと動かないツールや
Apple社が販売しているハード全てを一体化する言語として
SwiftUIを位置づけて進化させているんだろうなと感じます。

現にiPhone14〜の目玉的ツールのひとつ[Widgets]は
SwiftUIでないと開発できません。
macOSでもiPhone用のアプリが動くようになってきました。

ただSwiftUIに乗り換えるにはプログラミングの根本的な概念が違いますので
企業的には慎重な乗り換え計画が必要なのも確かです。

こうして久々にIT業界に戻ってみて感じた事は
もしかしてグローバルIT社会から乗り遅れ気味じゃない?でした。
そしてこのような状況に追い込まれていく原因の一つに
時間と資金の余裕の無さがあるのかなとも感じています。

なぜ?時間と資金に余裕がなくなったのか?

[1] IT世界の進化の速さ
[2] 言語の変更点が多すぎる
[3] アプリの低下価格販売(特に日本は低価格すぎ)


[3] に関しては難解なプログラムであることを理解されず、
プログラムの価値があまりにも下がり過ぎた事も要因でしょうかね。

あと[4]番目に仲介業社が増えすぎた事にあるとも感じますが、
仲介業の経営者の皆様、いかがなものでしょうか?

解りやすく言うと
[1] 仲介業社の担当者がITの進化の速さ、世界動向についていけていない。
[2] 企業側と仲介業、働き手の仕事内容の統一がとれていない。
[3] 社会保障の意味や法的契約内容が理解されていない。

等々…..。

例えばGoogleが主導で進めているFlutter。
ここ数ヶ月でだいぶ両方対応できるということからでしょうか?
募集も増えてきましたが、
Flutterはあくまでもフレームワークのひとつで言語ではありません。

Flutterで動く言語はDartという言語になります。
そしてiPhone、Android特有のツールに対応するには
Swift、Kotlin、そしてDart
3つの言語を理解している必要があります。

果たして3つの言語を理解しているプログラマーは
この日本にどれくらいいるのでしょうか?
まぁ基本は似たか寄ったかですが。。。
3つの言語対応するときの賃金設定も気になりますが。

IT初年度世代も50代中盤に差し掛かっています。
なかなか上の世代の方々からは理解して頂けなかった
IT業界の働き方もやっと理解されてきたようですが、
まぁあと10年もすれば定年を迎えます。

その時にこのいい加減な仕事をしている世代はどう動けるのでしょうかね。
社会基盤ズタボロで日本はスラム化していくのでしょうか?

30過ぎたら責任世代。
しっかり地に足つけて頑張ってほしいものですね。

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