ここまで来ると…
IT業界の仕組みと偽装請負の闇を分かりやすく解説しよう
この記事を書かれたのが2018年。
その頃は今よりもSES契約という都合のいい契約方法があったようで。
流石に取締強化で減ったんですかね?
SES契約という言葉は私がIT業界復帰後に調べてみるとありません。
となると…次に問題になるのは
業務委託(準委任)になるわけですね。
現在日本は低所得者層が増え続けています。
先進国の中で30年間も所得が増えていないのは日本だけです。
そして物価だけが上がり続けていてすでにデフレ状態。
そういった構造がどうしてもこの中間業社にあるのではないかと
製造業・IT、制作業の派遣・人材紹介会社を見てきました。
日本経済が低迷する本当の理由は「中間搾取」と「下請け構造」
まさしくその通りなんですね。
仲介業社の担当者はその業種・業界のプロではない。
そのことからミスマッチな人材紹介が繰り返され、
時間とお金の無駄を生む。
また作業内容を知らない事から労働者側にも
安価の割には高い労力、技術力が強いられてきた。
だけど労働者側は仕事を得るためには
どうしても仲介業社を介さないと
どうにもならない環境が作られてしまっている。
結局、仕事をあげる、あげない…
こう言った権力構造が出来上がってるんですね。
この構造がまさしく貧困の差を拡げ、
また低所得者層を増やしてしまった理由なのはいうまでもありません。
調査している段階で1社々の会社概要も見てきました。
中には経営陣は有名大学出身者ばかり、
しかも法学部出身の方もいるというのに
なぜこんな単純な違法契約をし続けるのでしょうか?
日本の有名大学の地位低下を招かざるを得ないのに。
民主主義国家の国民は法のもとで自由な生活が出来ます。
その法を守らなくても良いという人が増えたらどうなるのでしょうか?
と言うことで…
国もこの中間業社をほったらかしにし続けた10年、20年の責任もあるわけですが、
そんな時代もそろそろ終焉を迎えます。
このままほったらかしにし続けたらこの国は滅びます。
なぜ、人材紹介会社が業務委託契約を
労働者とできると思い込んでいるんでしょうか?
そして労働者側の対価から中間マージンを
取れると思っているのでしょうか?
法学部卒の経営陣は理解できているのでしょうか?
中間搾取は様々な犯罪(マネーローンダリング等)も想起させるわけで、
経営陣はそれなりに覚悟をした方がよさそうです。