これってリジェクトじゃない?iOSアプリ編

さて。昨日はAndroidとiPhoneのシュア率(マーケティング)の話をしました。
今日は最近良くみかけるiOS(iPhone)アプリのクオリティについてです。
これも本職であるディレクター視点からの話になります。

まず、スマホアプリには3通りの作り方があります。
[1] ネイティブアプリ
[2] Webアプリ
[3] ハイブリットアプリ

アプリ制作・開発に関わっている方なら直ぐに解ると思うので内容は割愛します。

iOSアプリを配信する場合はAppleStoreへ申請しなければなりません。
(脱獄アプリもありますが、あまりお勧めしません。)
当然ながらApple社が出しているガイドラインに準じる事が前提とされています。

申請経験者であれば解るとおもいますが、
ガイドラインに準じていないとリジェクト(配信却下)がきます。
しかも英文で・・・(笑)
リジェクトがなくなるまで修正して、
何度も申請し直すなんて経験がある開発者も多いのではないでしょうか?
ただガイドラインに準じていてソースコードも問題なければ大抵は通るはずです。
(私は最近慣れたのか?リジェクトは来なくなりました。)

そのガイドラインの代表的な項目の中に以下があります。
[1] iPhone・iPadらしいインターフェースである事。
[2] Webの写し(WebView)だけのアプリはNG
[3] iOSの場合はiPhoneとiPad、どちらも利用できる事。


他にも多々ガイドライン項目はあるのですが、
今日は上記3つのガイドラインに準じていない
iOSアプリへの疑問を書こうと思います。

最近、国が取り仕切っている某MアプリをDLしてみました。
私もそろそろ申請してポイントをもらおうと試みたわけです(笑)
MアプリをDLしてびっくりした事は…
何故かTOPページのログインボタンからログインすると
Webブラウザページに飛ばされてしまうのです。
しかもアプリ側ではログインさえ出来ていないと言う「なにこれ?」アプリ。

要はせっかくアプリをDLしたのにも関わらず、
何故か対応は全てWebブラウザページ側でするという、
制作者側の都合でユーザー側の使い勝手が無考慮なんですね。

ん〜・・・
企業がアプリ化する狙いはユーザーの利便性からの囲い込みのはずなのに、
何故アプリ外に出してしまうのでしょうか?
ディレクターとしては無能の極みと言わざるを得ない画面遷移と言うか。
国主導のMアプリ以外にもこのようなアプリが増えているようで。

なぜ?
そのようなアプリの申請が通ったのか?
増えたのか?
疑問なわけですが…。

その原因の1つとして(あくまでも仮設)・・・
もしかしたらFlutter開発が増えていて
結局どちらにも配信可能レベルのアプリが制作出来ていないのではないかな?と
感じていますがどうでしょうか?

日本の若者はiPhoneが好きですから、
iOS側のアプリがこのようでは困りますよね?
せっかくお金をかけて作ったのに、
せっかくアプリをDLするという労力を使ったのに、
Webブラウザページに飛ばされるだけなんて…(呆)

では、スマホアプリを開発するにあたって
プログラマーは何が重要なのか?

ディレクター目線で言わせていただくと、
APIでWebページ上のデータを引用できる、
アプリ用に加工できる技術が
必要となって来るのは言うまでもありませんよね。

AppleJapanに感じていた何かが、、、
またこういったガイドライン外のアプリが増えてきた事で
物語っているように感じます。

明日は「ん?何故ランクインしているのにDL数が一桁台?」の謎に迫ります。

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