NewYorkTimesにまで…

さて、日本の技術者の価値が低いという話をしましたが、
今朝のNewYorkTimesのメルマガで記事になっていました。

コピペは著作権違反になるので抜粋。。。

日本は今、ITエンジニア人材不足に直面している。
その背景には日本のデジタル化の遅れがあり、
日本政府は長い間遅れていた国家デジタル化の取り組みを実行するにあたって
今後数年間で80万人のエンジニア労働者が不足すると推定している。

日本ではデジタル化が遅れたが同じアジア諸国の中のインドは150万人の
高レベルなエンジニアリング卒業生を輩出しており、
日本もその人材に目をつけ誘致を試みているが、
アメリカやヨーロッパ諸国が誘致してしまうと、
日本に行ってエンジニアになろうというインド人はそういない。

その理由としては日本の
[1] 技術者への低賃金
[2] 厳格な企業階層
[3] 言葉の壁
等が魅力のない働き場所として判断されてしまう事も多いからだ。
(アメリカの技術者対価は日本の2倍である。)

日本は世界第3位の経済大国ではあるが、
IT技術(特にサーバー関連)の技術使用はアメリカよりも10年遅れている。

https://www.nytimes.com


本業の企業絡みに復帰して1年。まさにその通りです。
なぜ、アメリカの技術者対価より2倍低いのか?ってもうお分かりですよね?
仲介業者が労働者対価(開発費)から抜いているからですよ。
本来、日本の労働基準法では許されていません。

派遣会社が何%か抜いていいのは(あえてこの言い方にしておきます。)なぜか?
派遣会社は事務的手続きすべてを引き受けてくれているからですね。
例えば社会保険、源泉徴収、確定申告、こういった事務的手続きをして頂ける事へ対しての
対価として何%かを労働者が派遣会社にお支払いしています。

では、業務委託の紹介業社はどうでしょうか?
例えば社会保険、労働者側が市の健康保険に加入して個人で支払っています。
例えば確定申告、労働者側が指定されている法務局へ申告を行っています。
全て労働者側が手を動かして達成しています。

分かりやすい部分を比較するとこんな感じですが、
じゃぁなぜ、中には30%いや50%ものマージンを抜いていく
紹介会社(マッチングも同様)がこれほど多く誕生してしまったのでしょうか?

何十社と面談をしてきて疑問に思うこの辺のことを質問してみましたが、
返ってくる言葉の中に気になる言葉があったのも確かです。

「俺ら的にはこれはOKなんです」

この言葉、何社で聞いたことでしょうか。
俺らって法律も変えられてしまう位偉い人だったんだ?
何から基準で語っているんだろうか?
そんな風に思う事も多かったです。

年々いい加減な働き方が増えていけばいく程、
グローバル社会の中で生き抜けなくなる日も
そう遠くないんだろうなっと感じますよ。

大丈夫ですか?IT初年度世代よりも下の世代の皆さん。

世界は今、IT技術を中心に回っていると言っても過言ではありません。
しっかりした技術者を育てなければならない時期に
技術者のモチベーションが下がる事柄が多かった訳ですが、
この辺でしっかり秩序を取り戻しましょう。

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NewYorkTimesにまで…” に対して1件のコメントがあります。

  1. 丸山武馬 より:

    旧、Bbmfからの流れ、を組む会社なんですね。昔、まんが王国の部門の障害者雇用でお世話になりました。退職後、東京の実家、周辺の福祉関係の施設で、警備員の正社員として、働きましたが、障害者雇用では無く、障害を、伏せた状態だったので、職場で矛盾が生じ、沖縄に戻って来ました。それ以後は、沖縄本島北部の親戚の家で、マンゴーの水やりや、収穫などの、農業に携わり、その後IT福祉の作業所の正社員として働き、今、今帰仁村の、ソーラスと言う多機能訓練施設に通所しています。

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